前まえ書がき前言台湾で生活を始めてから5年が経ちました。私はもう10年近く海外にいますが、海外生活の始まりはオーストラリアでした。母国語なら簡単にできる手続きの時や冗談を言う時、友達と噂話をする時も、とっさに言葉が出ないことがとても悔しくもどかしかったのをよく覚えています。また、友達同士の会話は、一般的な教科書にはないフレーズが使われることもしばしばです。若者言葉は流行に合わせて日々変化するので難しいのですが、かわいくておもしろくて、何とも魅力的です。この本では、日本で生活していく上で必要なフレーズをはじめ、友達と楽しく会話してもらうためのヒントをたくさんご紹介しています。言葉を学ぶというのは、文化を学ぶということだと私は思っています。感謝や謝罪も、文化が違えば表現も変わっていくものだからです。これから日本での生活を考えている皆さん、いつか日本で生活してみたいなぁと夢見ている皆さん、まずはこの本で、小晴と一緒に日本生活を体験してみましょう!挑戦して、失敗して、思いっきり楽しんで、たくさんの思い出を作っていって欲しいと思います。最後になりましたが、本書の編集、製作に当たり、ご意見ご助力いただきました皆様に、深く感謝申し上げます。今後とも、一層のご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。そしてこの本を手に取ってくれた皆さんが、素晴らしい日本生活を過ごせますように。我開始在台灣生活,已經五年了。而在外國的生活也已近十年,我的外國生活,是從澳洲開始的。我深刻地記得,當進行用母語時很簡單的手續、開玩笑時、和朋友閒聊時,無法瞬間說出語句的懊悔與焦躁。朋友間的對話,也經常會出現教科書上沒教的句子。年輕人使用的語詞,隨著流行日日改變,雖然很困難,但同時很可愛也很有趣,非常有魅力。這本書從日本生活上需要用到的句子開始,介紹了許多能和朋友開心交談的小訣竅。感謝、道歉等隨著文化的不同,表現也會有所不同,因此我認為學語言就是學習文化。預計要去日本展開生活、夢想有一天在日本生活的讀者朋友,就從這本書開始,與小晴一起體驗在地生活吧!挑戰、失敗、盡可能地享受這一切,希望大家都能留下許多回憶。最後,由衷感謝這本書的編輯、製作、協助並給予意見的各位。今後也請不吝指教與鞭策。希望拿起這本書的讀者,都能在日本愉快地生活。吉原早季子人じん物ぶつ紹しょう介かい人物介紹小晴:こはる(20)咲良:さくら(20...