古典文法の基礎古文と現代文の違い0現代に生きる昔の日本語�なし何も言うこと無し一言の挨拶もなしに帰っていった�よし帰ってよし良し悪しの見分けがつく�タル・ト型活用形容動詞確固たる信念広々とした天地危険は依然として存在している�文学・芸術風立ちぬ誰(た)がために鐘は鳴る(byヘミングウェイ)さらばわが愛�諺毒を食わば皿まで急がば回れ情けは人のためならず�新聞犯罪の陰に女あり教師たるものの責任1文語と口語�古典の言葉を古語(または文語)、現代の言葉を現代語(または口語)といって区別する。今は昔、竹取(たけとり)の翁(おきな)といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さかきの造(みやつこ)となむいひける。『竹取物語』�文語は上代(奈良)・中古(平安)・中世(鎌倉~室町)、近世(江戸)の各時代の言葉を含む。�普通、平安時代中期の言葉を基本とすることになっている。�口語文法(現代語の文語)に対し、古語の文法を文語文法という。古典文法とも呼ばれる。2仮名遣いと読みの違い�歴史的仮名遣い歴史的な仮名遣いで使われる仮名は、現代仮名遣いで使われる仮名に、ワ行の「ゐ」「ゑ」を加えた48文字である。→同じ仮名が二度出ないように工夫して作られた「いろは歌」に「ん」を加えた数である。�いろは歌いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす「いろは歌」は、平安時代末期に流行した、七五を四回繰り返す「今様(いまよう)」という歌謡形式に従って作られている。全部47文字。色は匂へど散りぬるを我が世誰ぞ常ならむ有為の奥山今日越えて浅き夢見じ酔ひもせず�「歴史的仮名遣い」の読み方原則1:語頭以外の「は・ひ・ふ・へ・ほ」が→「ワ・イ・ウ・エ・オ」と発音する。使ひけりいひける原則2:「ゐ」は「イ」、「ゑ」は「エ」と発音する。「ぢ」は「じ」、「づ」は「ず」と発音する。「くわ」は「か」、「ぐわ」は「が」と発音する。原則3:長音で発音する場合、・「アウ」「オウ」が「オー」となる。やうに(様に)たまふ(給ふ)おもふ(思ふ)・「イウ」が「ユー」となる。いふ(言ふ)ひさしう(久しう)・「エウ」が「ヨー」となる。けうくん(教訓)けふ(今日)原則4:語頭でない「む」は「ン」と発音する。ただし、動詞は除外。さかきの造(みやつこ)となむいひける原則5:漢字音...