B2071:2000(1)まえがきこの規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日本工業規格である。これによってJISB2071:1995は改正され,この規格に置き換えられる。今回の改正では,日本工業規格と国際規格との整合を図るため,JISB2071:1995及び対応するISO規格を基礎として用いた。JISB2071には,次に示す五つの附属書がある。附属書1(規定)各部の名称附属書2(規定)面間寸法附属書3(規定)付帯接続附属書4(規定)材料附属書5(参考)突合せ溶接端日本工業規格JISB2071:2000鋼製弁Steelvalves序文この規格は,JISB2071:1995及びISO規格を基礎として用いて作成した日本工業規格である。次に示す第1章~第3章及びそれらの共通部分をまとめた附属書1~附属書5によって構成されている。第1章鋳鋼フランジ形弁:従前のJISB2071:1995を改正したものであり,呼び圧力10K及び20Kの一般の機械装置,化学装置などに用いる鋳鋼フランジ形弁について規定している。第2章一般工業用鋼製弁:ISO6002:1992,Boltedbonnetsteelgatevalves及びISO12149:1999,Boltedbonnetsteelglobevalvesforgeneralpurposeapplicationを翻訳し,その基本的考え方を基準として内容を拡大,また逆止め弁を追加したものであり,呼び圧力PNの般分野に用いる鋼製弁について規定している。第3章石油及び天然ガス工業用ボルテッドボンネット鋼製弁:ISO10434:1998,Boltedbonnetsteelgatevalvesforpetroleumandnaturalgasindustriesを翻訳し,その基本的考え方を基準としてそれに玉形弁及び逆止め弁を追加したものであり,呼び圧力PNの石油及び天然ガス工業用分野に用いる鋼製弁について規定している。呼び圧力PN表示とクラス表示の対応は,次による,PN20:クラス150PN50:クラス300PN110:クラス600PN150:クラス900PN260:クラス1500PN420:クラス2500なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。标准分享网www.bzfxw.com免费下载2B2071:2000第1章鋳鋼フランジ形弁1.適用範囲この章は,一般の機械装置,化学装置などに用いる鋳鋼フランジ形弁(以下,バルブという。)について規定する。備考圧力は,すべてゲージ圧とする。1.2引用規格次に掲げる規格は,この章に引用されることによって,この章の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版を適用する。JISB0100バルブ用語JISB2001バル...